大学受験不合格体験記/切り替えの仕方

大学受験の経験談

こんにちはヤギです

この記事では昨年(2021年)僕自身が経験した大学受験・第一志望不合格について話そうと思います

この記事をおすすめする人

  • 受験生
  • 残念ながら第一志望に落ちてしまった方

この記事を読めばきっと僕と同じ経験をされている多く方々の助けになれます! ぜひ読んでみてください

僕の受験背景

僕は都内の偏差値60前半の自称進学校の高校通っていました

その高校は僕の第一志望でした。なので受かった時から浮かれて高校入学後は2年間勉強をさぼり続けました

そして僕の学力はどんどん下がり続け、英語の偏差値は高校3年の4月には「50」まで落ちました

もともとMARCHあたりには大半の人がいく高校だったのですが、僕はなぜか「早稲田大学」つよい憧れを抱いていました。しかし現時点の成績では到底MARCH合格も無理です。

僕は高校の4月から猛勉強を始めました

受験勉強

どんな風に勉強していたのか簡単に時系列で話します。(たぶんほとんどの受験生と同じ感じです)

(4月~6月)

基礎固めの春でした。

英語 → とりあえず学校で貰ってた英単語1冊(ターゲット1900)をGWまでに完璧にしました。それと並行に英文法(ヴィンテージ)を3周はしました。答えがなぜそうなるのか口で説明できるように丁寧にやった記憶があります

世界史 → 授業が途中だったので授業にまじめに取り組んでいました。なるべく授業の中で記憶に残す努力をしました。先生がとてもおもしろく授業をしてくれたので感謝しかないです。それプラス「山川の教科書勉強」をしていました。詳しい勉強方法はこちらの記事にあります ➡ 世界史 努力型勉強法 

国語 → 学校で配られていた「共通テスト対策問題集」をやっていました。古典単語(読んで見て覚える重要古文315)を始めました。なんとなく見て覚える感じでいつか覚えるだろうくらいの気持ちで取り組みました。

夏(7~9月)

夏からMARCHの過去問をやり始めました。仮決定の志望校(明治、青学)の過去3年分は残して、5年前のやつとかをやっていました。まだ早稲田には手を出していません

英語 → 過去問もやりながら、基礎固めも継続させていました。過去問はしっかり時間を計ってといき、丁寧な答え合わせから見直しもします。夏から「速読力」が足りないことに気づいて「速読英単語 必修編」を買ってうまく使って効果を出していました。詳しい勉強法はこちらの記事にあります ➡ 速読英単語(必修編)の使い方 MRACH大学生が教えます/大学受験 [速単 使い方]。速読力に焦点を当てた結果夏の共通テストで英語の偏差値を65までもっていきました

世界史 → あいかわらず学校の授業に専念し、テスト勉強も本気でやりました。世界史は夏あたりから安定して結果が出てきました。もともと暗記が得意だったのもあります。「山川の教科書勉強」も継続しています。1日2時間は教科書で赤シート使って勉強していました。過去問は習った範囲で解いていました。近世とかはまだ習ってなかったので飛ばします。予習はしていません。

国語 → 過去問の国語を緩ーく解いていました。早稲田では漢文がでる。また青学は共通テスト併用入試だと知る。漢文をやり始めました。古典単語もやっています。1日30分もやらないぐらいです

訂正 8月→7月

(10~12

共通対策に並行して過去問の秋でした。早稲田の過去問を始める。狙いは社会科学部・商学部にする

英語 → MARCHあたりの過去問をたくさんやりました。自分が受けないあたりも練習がてら解く。共通テスト8割は安定してくる

世界史 → 11月に全範囲が終わり、暗記に全集中、苦手をなくす努力をする

国語 → 一生成績が上がらなくて発狂する。そして捨てると割り切る。偏差値55キープを誓う

冬(1月、2月)

共通テストに備えて、実践問題集をやる。そして私大対策へ

英語 → 共通テストの実践問題集をやる。1月15日の共通テストに備える。そこから明治、早稲田の過去問を徹底的にやりました。明治は8割安定する。早稲田の社学は難しいで有名なので5割いけばいいほうでした。(合格者はだいたい6割)。商は7割は安定する。手ごたえを感じる

世界史 → 苦手な近世を頑張る!。早稲田も7割は解けるようになる

国語 → 早稲田の国語が難しくて萎える。明治はなんとか食らいつく

共通テスト結果

苦手な国語で見事しくじってMARCHは共通テストでは取れず、「東洋大学」だけを抑える

勉強時間

受験勉強を始めた高3の4月から受験が終わる2月までの11ヶ月の間「2700時間」勉強しました一日の平均でいうと8時間以上(もちろん夏よりも冬のほうが時間は長いです)

画像
画像

早稲田大学に受かるためには受験を見据えた勉強が「3600時間」必要だといわれています僕は明らかに始めるのが遅かったです。それでもあきらめずにやり続けました、つらかったです。正直何度、登下校の自転車30分の最中に「今事故とか起こしたら受験から逃れられるかなあ」なんてと考えたことでしょう。普通に考えてこの精神状態はやばいですよね。それくらい僕は自分に受験に対するプレッシャーを与えていました。そんな姿勢が合格発表後の僕を苦しめることになります。

合格発表

早稲田以外に明治大学、青山学院大学、立教大学を受けました。ありがたいことにこの三つの大学はすべて合格をいただきました。

そして運命の早稲田合格発表日

3学部全落ち(文化構想・社会科学・商)。

もう何も考えることができませんでした。深い絶望感とともに、じっともしていられなくベットの上で泣きながら枕に向かって叫んでいました。これが受験の現実です。

実質倍率が10倍を超えるうえ受けてくる人のほとんどが自分と同等のレベルかそれ以上不合格はわかってはいても受け入れがたいものです。

そしてさらに僕を追い詰めたのは僕の彼女と親友が早稲田大学に合格したことです。一番身近に思っていた二人に僕は取り残されました。

それからの僕

しばらく寝れない夜を過ごしました。自分は受かってもないのに早稲田を目指していたという肩書にのり自分が通うことになる明治 青山学院 立教をあたかもダメな学校かのように言いました。今思えば非常に子供じみたことだと思います。今ここかで読んでくれている読者の方々の中にも似たような経験が得るのではないでしょうか。受け入れがたい事実を受け入れることがこんなにも苦痛なことだとは思いませんでした

今だから言えることですが、進学した大学には優秀な高校出身者が多数いました。MARCHレベルでもすごいってのは入学してからわかります。(早稲田のほうがすごいのはそうですが)

気持ちの整理の仕方

ある日のことです。いつものように食卓でため息をついているといよいよ母親に怒られました。

「もう変わんないことなんだから悩んでも何も変わらないでしょ。あなたは大きな挫折を経験することが今までなかった。そういう経験をしてる子としてない子では人としての強さが違う。この経験が生きるも死ぬもこれからの生き方で決まる。悔しいなら悔しいなりにやりなさい。そしてそこまで悔しいと思えるぐらいやり切ったあなたを私は誇らしいと思います。」僕は頭が固かったようです。

こんなにも勉強したのに受からなかったと自分を責めてばかりで、こんなにも本気で自分の目標と向き合って努力した自分を褒めることをしていませんでした。

母にこの言葉を言ってもらえて少し気が楽になりました。完全に消えたわけではありません。ですがものは考えようです。結果をすべてだと思って目標に到達できなかったことに焦点を置くのではありません。

自分は、自分の目指すところに誰よりも本気で取り組み、誰よりも悔しい思いをした。だから私は強くなった。成長した。いい経験だった!こうとらえることがそれこそ成長した考え方だと思います

そして一つ言っておきたいのが、完璧主義は捨てろということ。「MARCHでもすごいって周りは言うけど自分はそれ以上に行きたかったのだ。」こういう考えはいずれ自分を苦しめます。いい意味で自分の行けるところに行くのが身を任せることなのだと思います

最後に

僕たちはまだ若い

だからまだ学歴で、もしくは成功体験でしか社会的評価を高められないのだと思います。

確かに学歴というものは便利です。歴然とした事実ですから。

成功体験は気持ちがいいです。成功しているんですから。

でも、そこにとらわれるのは今日で最後にしましょう。これからはまた自分が頑張れるものを見つけて、ゆっくりとやっていけばいいんです

実際僕がブログを始めた理由の一部にはこの体験が関連しています。今はブログを頑張る。

ここまで読んでくれたあなたは何か頑張れるものがありますか?大学の授業でもいい。サークルでもバイトでもいいです。TOEICの勉強とかほかの資格の勉強でもいいです。楽しく遊ぶことも一つだと思います。

僕の伝えたいことがうまく伝わったかはわかりません。まだまだ文章を書くのが下手ですけれど何かしら届くものがあるといいと思っています。僕はあなたのつらさがよくわかります。だからこそ今回お話しさせていただきました以上となります。

スポンサーリンク

コメント

  1. みけねこ より:

    記事を読ませていただきました。
    ヤギさんと同年代の子供がいる母です。ヤギママさんの言葉、素敵です。

    強くなったヤギさんのこれからを応援します。ブログも頑張って下さいね

    • yagi88 より:

      みけねこさん コメントありがとうございます!初コメント本当にうれしいです
      ほんとその通りです 母は昔からすごく厳しかったのですが人として尊敬できる母です

      不合格でも僕は負けませんよ 生き方はいくらでもあります 少し遠回りしているだけです😊

タイトルとURLをコピーしました