世界史 努力型勉強法 

大学受験の経験談

こんにちはヤギです

僕は大学受験で世界史を選択してました

そして、一番の得意科目も世界史でした!

高校三年生の河合塾のマーク模試では常に世界史の偏差値65前後を安定して取り続けました

共通テストでも過去最高の94点を取りました

不合格でしたが早稲田の入試でも社会科学と商では世界史は7割を超えました(ほかの教科が足を引っ張りました)

そんな僕の世界史勉強法を教えたいと思います

ただし、今回はまだ受験勉強初めて間もない方たち向けとなります

1地頭の差を受け入れる

まず初めに、大前提の話をします

多くの方がある程度勉強べきる人の話を聞いても必ずと言っていいほど思うことがあると思います

それは「結果が出たから言っているだけだ」「そんなの生まれつきの地頭の差だろ」です

めちゃくちゃわかります だって僕も最初はそっち側の人間でしたから

たしかに、世の中にはもともと勉強に対しての適正不適正の差があります

これは逃れようのないことです 

実際僕もその差が原因で第一志望に落ちたのかもしれません

けれども、それを埋めるほどの努力を僕はしたと言い切れます

こういった差から目をそらすのではなく、受け入れて自分なりに必死になれることに意味があると思います

このことをまず念頭に置いて勉強してください

ただし、成績が伸びないことをもともとの能力のせいにしたり、途中であきらめることは

あなたがそこまでだということを示します

人は自力で何かを成し遂げる、失敗したとしても自分に厳しくしたことがあなたの価値になると思います

僕が尊敬する人は自分より頭がいい人でもなければ、お金持ちな人でもありません

自分に厳しくなれた人です 僕は今この記事を読んでくれているあなたの努力を称えます

シンプルな教科書勉強法

僕がやっていたのは教科書メインの勉強法です

山川の教科書なのが前提なのですがほかの教科書でも真似は出来ます!

全部で5個のステップがあります!

先にメリットを話してから本題に入ります

この勉強法のメリット

  1. 塾に行かなくても学校や市販の教材でできる
  2. 一冊の教科書でやるから習慣しやすい
  3. 大学入試の問題は山川の教科書を参考にしていることが多々ある

いいことだらけです!

それでは紹介します

写真で見せるのが早そうですね ↓これは山川の世界史教科書 第十章「近代のヨーロッパ アメリカの成立」のところです

簡単に言うと「重要語句が隠れるように専用のペンで引き赤シートで隠します

結構誰でもやってそうって思いませんでした?

赤シートで隠せるようにしてやるのってなんなら暗記の基本ですよね

でも僕はここに少し工夫を入れます

ですがこの工夫は一番最初の段階では終わりません

問題演習をやっていく中で活躍していきます

基礎を固め復習を重ねて、やっと問題演習する過程を想定しています

ですから、一応今回はまだ受験勉強初めて間もない方たち向けとなります

すでに自分なりの方法を見つけている方は流し見てください(^▽^)

ステップ1 黒太字を覚える

少し面倒なことになりますが、僕は二本を重ね塗りして使っていました

先に左側のcheck penで塗ります

どうしてもこれ一本だと時間がたつにつれて薄くなって赤シートをしいても文字が見えてしまいます

けれども、右側のPROKEYで重ね塗りすることで赤シートをしいたら絶対に透けないようになります

僕は二本使っていたのですが、PROKEYのを使えば一本でも可能らしいです

僕は緑が好きだったので緑二本で使っていました( ´∀` )

まずは、黒太字を覚えていきます

画像の赤の線で引いてあるところが黒太字です(すべてチェックしてはいません)

黒太字は最重要語句となっているので、すべてのレベルの大学受験で必須ですね

最初は黒太字を覚え続けます これがスタート地点です!

必ず覚えましょう

覚え方!

毎日何ページもしくは何時間赤シートで隠しながらやるか自分でノルマを決めます

僕の場合 

  • 学校がある平日➡2時間(約80ページ)
  • 休日➡4時間(約140ページ)

最初のうちは全然覚えていなくてページが進まないことがあると思います

暗記科目なので、わからないときに考え込んでも意味がありません

わからない時はどんどん答えを確認して進めてください

一番大切なことは、継続することです

継続することでそのうち自分のペースのままに勉強を進めることができるようになります

僕が教科書をほとんど完璧に覚えたのは共通テスト前でした

共通テストの朝まで詰め込み続けました

文章が体に身につくまで入試の最終日までこれをつづけてください

継続力なりです!!!

step2 年号をチェックする

年号を全部覚えるなんて正直無理だし、時間の無駄です

ですから、教科書勉強を何度も続けていくうちに何となく覚えていく感じで行きましょう

やり方としては「年号に蛍光色のマーカーで線を引くこと」です

僕の場合は黄色のマーカーで引いています

ほかの文字と差別化を図れますし、何より目に入ります

自分だけの見慣れた教科書を作り上げてください!

歴史科目の弱点なのか、いいところなのかはわかりませんが

一つ言えることは、世界史は年号ゲーです

出来事の起きた順に並び替える問題は因果関係でもできるものもありますが

受験本番はあたりまえのことをつい度忘れしてしまうこともあります

そういったときに年号を知っていると何とか答えられます

また、自分の知識と併用することで解答の精度をグンとあげられます!

ステップ3 太文字ではない人名や法律・国名を覚える

ステップ1と2をしてある程度黒太字の最重要語句を押さえたら

次は「太文字ではない人名と固有名詞」をおぼえます

青線を見てください

人名

太文字ではない単語は始めたては

まず、人名だけに絞って覚えていきます!

例を挙げます

写真のの「イギリスはカニング首相の指導の」と書いてあります

またでは「ルイ18世を継いだ」と書いてあります(見づらくてごめんなさい)

これらは一見したら特別覚えんなくてもいいかな?って最初は思います

けれど難関校を目指せば目指すほど、こういった細かいところが基礎知識のようになります

なぜなら、{この4つの文章のうち最も正しいものを一つ選べ}という入試問題を難関校は大好きです

こういった問題を正誤問題といいます

例えば、早稲田大学の社会科学部は私立最難関の正誤問題だといわれています

また、僕は滑り止めで東洋大学も受けているのですが日東駒専の一角の大学でも

正誤問題はででいます

僕の体感ですが、こういった問題には一つ特徴があります

それは、基本事項が間違えて書かれていることは少ないということです

どういうことかというと、難関校になればなるほど基本的なことは知っていて当たり前で

差がつきそうな単語や表現をわざと間違った単語に変えています

だから、こういった太文字じゃない単語もしっかり覚えていないと二択はおろか三択にもできません

こう言われると覚えざるをえないですよね

ですから、覚えた方がだれかよりは有利だし覚えないと戦えません

固有名詞=法律・国名

人名に慣れてきて、黒太字も覚えてきたなとなったら

次は、覚えにくい法律や国の名前を覚えます

写真の③を見てください またしても見づらいのは許してください!

「24年には団結禁止法が撤廃されて」とかいてあります

これはかなり細かい知識です

世界史選択者でも「団結禁止法」と聞いても、ほとんどの人が考え込むと思います

なぜか?

それは関連キーワードが少ないからです

優秀な人でも

団結禁止法➡イギリス➡1800年らへんかな(24年だっけ?)

これぐらいしか頭の中でマッピングできないのです

人名の時の場合を考えてみてください①カニングも②ルイ18世も

意外と教科書にでできます

ルイ18世に関してはどっかのページで黒太文字のはずです

頭の中で彼らのことを思い出そうとするといろいろマッピングできます

こういったところに優先度の差があります

世界史を勉強し始めた方々には少し伝わりにくいかもしれません

ごめんなさい でもそのうち感覚的にわかると思います!

次に国名です

国名を覚える機会は大体は「同盟国」になった時です

④を見てください「また、イギリス プロイセン オーストリアと四国同盟を」とあります

四国同盟という言葉は黒太字なのでマストで覚えます

そこプラス

どこの国々が手を組んだのか覚える必要があります

これも覚えにくいところが正誤問題の誤りの選択肢になることがあります

しかし、また僕の体感なのですが

同盟国関連の正誤問題は似たような出題がある気がします

そのうちやっていけばわかります

ですが覚えて損はありません

こういうところの詰めが響きます

ステップ4 問題演習に取り組む過程で知らなかったことを書き込む

ある程度知識がたまったら問題演習をしてみるのもありです

僕は、問題演習の教材としては赤本しかやりませんでした!

赤本を 英語や国語は夏ごろから解き始めていましたが

世界史は10月ごろになって初めてMARCHのを解きました

体感、教科書の勉強した範囲の7割が頭に入っている状態です

10月に始めた理由

  • まだ覚えてない知識で解いても実戦的ではない
  • 僕の高校は11月全範囲が終わる予定だったので習ってもいないところが解けなくて効率的にできない

10月まではひたすら教科書の反復です

この反復が後で実を結びます

そして、ここからが重要です

問題演習を重ねると必ず知らなかったことが出きます

そうしたらその事項を教科書に書き込んでください

じかに書いてもいいし、付箋などを利用してもいいです

それまで知らなかった単語は赤シートで隠せるようにオレンジのペンで書きます

僕の教科書にも青線でくくっています

たくさん書き込みがありますよね(^▽^)

見よう見まねでやってみてください

ステップ5 赤本などの正誤問題に引用されている文章と同じ分に薄い色のマーカーを引く

上の見出しの説明ではわかりにくいと思うので詳しく説明します!

このステップ5は赤本の正誤問題を解いたときに行います

またしても、経験者語るになりますが

正誤問題の選択肢のうちほとんどは山川の教科書から引用、または一部改定で出されているといえます

(もちろん意味不明の見たことのない文章も出てきますが、それは運ゲーなので2択ぐらいまでに絞ったらあとは勘です)

ですから、赤本の正誤問題で出会った文章が山中の教科書に載っていたら

そこを、主張のそんなに強くない色のマーカーで印をつけましょう

そして、普段の学習で教科書を読むときに少し意識して読みましょう

「あれ、読んだことある文章だな。」と入試本番で気づけるのは正答率のアップになり

安心感にもつながります

これは、本当に実際に問題を解いていきながら各自必要に応じて、臨機応変にやってみてください

あんまり塗りすぎるとかえって見づらくなります!

お勧めのマーカーは「ZEBRAのMILDLINERマイルドグリーン」です!

終わりに(あとちょっと!)

以上で僕の教科書勉強の方法の説明は終わりです

僕は、このブログの名前に「努力型」と書きました

ここには、たくさんの思いがこもっています

僕はみなさんに、

才能を理由として、自分の学力・学習限界をつくってほしくありません

僕は一度自分の学力を見限った人間です

だから、自分なんかにできるのかよっていう気持ちすごくわかります

ですが!

歴史科目は、繰り返しの学習を通して高めるものです

何が言いたいかというと、努力でどうにかなります!

僕は、初めて世界史の模試を受けた時は50点でしたよ(´∀` )

それが、一年死ぬ気で自分のすべてをささげて、苦痛に耐えながら毎日勉強をつづけました

しかし、本番では94点を取りました!

最後に、アインシュタインの言葉を送ります

「天才とは努力する凡人のことである」

皆さんの志望校合格を願っています

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